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ボーランド・セラー

ケープ・ワインランズの中心に位置するボーランド・セラーーは、真の可能性を急速に実現し、過去10年でダイナミックで進歩的なセラーへと進化を遂げた。
このワイナリーは変革期にあるが、ここでは南アフリカのように歴史の浅い民主主義者の開拓精神が優勢であるが、300年以上にわたるワイン製造の伝統も取り入れている。
この国の様にこのワイナリーは安定性を提供しつつ、ニューワールドとオールドワールドを包含すると同時に、21世紀の課題に果敢にも取り組んでいる。
過去6年でボーランドのワインは、疑念を破り、国際的な舞台で素晴らしく競い合うことができることを証明した。このワイナリーは、チーフセラーマスターのアルトゥス・ル・ルー氏によって、2001年インターナショナルワイン&スピリットコンペティションの“ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー”を獲得し、ロンドンでロバート・モンダヴィ杯を授与された。
同時にボーランドは、それぞれ1998シラーズ(クリス・ハンコック・トロフィー)と1999カベルネ・ソーヴィニヨン(ワレン・ウィナルスキ・トロフィー)でワールド・ベスト・シラーズとワールド・ベスト・カベルネ・ソーヴィニヨンの賞を取り、IWSCトロフィーを授与された。これは1999ピノタージュで獲得した銀メダルと2つの銅メダルと共に、この大会でベスト・サウス・アフリカ・プロデューサーに選ばれる結果をもたらした。
2003年ボーランドは再び2000ボーランド・シラーズで、IWSCでクリス・ハンコック・トロフィーを受賞した。
過去6年でボーランドは生産するワインの品質を強調する、国内や国際的な大会で多数のメダルや賞を受賞してきた。
ボーランドに数々の賞と栄光をもたらしたアルトゥス・ル・ルー氏の後を継ぎ、ベルナール・スマッツ氏がチーフワインメーカーを務めている。現在でもアルトゥス・ル・ルー氏は、収穫時に指導にあたっている。
高品質ワイン生産者としてボーランドを確立させる-妥当な量のワインを供給できる-という重役達の展望は、単に大規模卸売業者に販売することを止め、独自のブランドを発展させていく方向への転進を意味する。

葡萄の樹
秀逸な品質は葡萄畑で決定し、これはセラーへ運ばれ、更に瓶詰めされ消費者へと届けられる。これは“品質”という言葉が単にマーケティング目的の空虚なものでなく、この会社の全員と株主がこの言葉の意味を理解し、遵守していることを確かにしている。
ボーランドはパールにある2つのセラーで使用する葡萄を栽培する、5つの異なる地域を所有するという素晴らしい幸運に恵まれている。1990年代初頭の南アフリカの世界のワイン業界への再参入以来-これはアルトゥス・ル・ルーの現在の役職への起用と同時に起こった-変化する世界のニーズに合う葡萄栽培、ワイン、経営スタイルの大々的な変化があった。
1984年アルトゥス・ル・ルーがこの会社に入った時、大量生産の白葡萄品種からの撤退が開始されたが、過去10年で加速された。葡萄栽培は向上し、生産者は葡萄畑で造られる高品質ワインの展望へと引き込まれていった。
住み込みの葡萄栽培専門家としてJurie Germishuysを任命したことは、特に忙しい収穫時期の生産者とセラーの間の流れをクリアにしておくことを意味する。
注意深く計画されたオペレーションでは、大量生産の白葡萄品種の栽培を取り止め、高貴な品種の黒葡萄と更に最高品質のシャルドネとソーヴィニヨン・ブランへの転向がほぼ完了した。パールを取り囲むこの5つの地域と特定の品種との賢明な組み合わせは、過去数年での品質における大幅な向上によって強調されている。
セラーでは、セラーに運ばれるより良い品質の葡萄が、然るべき注意を持って取り扱われることを確実にする為、設備が改良され、この為に過去数年の間に数百万ドルが投入された。更なる改善がパイプラインでなされている。
更に5つの異なる地域からの様々な品種を扱う為、いくつかの“エステート”が作られた。

セラー
アルトゥスと彼のワイン生産チームであるNaude Bruwer と Bernard Smutsは、各々が交代で素晴らしいセラーチームを率い、クオリティーワインの最終目標を達成する為、Jurie Germishuysと生産者と蜜に連絡をとり共に作業を行なっている。
このチームの成功の秘訣は、様々な栽培地域から収穫される最高品質の葡萄を栽培する、注意深く管理された葡萄畑のセレクションにある。
自然の葡萄の風味は、果汁に酵母を加えるのではなく、自然におこる発酵の醸造過程を通じて活用される。ボーランドセラーではワインは、彼らの巧みなワインメーカーの注意深い指導と指示の下、“自ずと造られる”のである。
野生酵母の使用により、様々なテロワールの自然な風味を変えず、ユニークな自然の風味を表現する、真の南アフリカンスタイルのワインが造られる。セラーでは単一畑のワインがワインメーカーの特別な計らいによって造られる。これらのワインは後に巧みなブレンドによる、より複雑なワインを造る為に使用される。最終目標は過去も現在も常に、全ての方に楽しんで頂く為の確実なそして一貫した品質である。
ボーランドセラー設立初期に、葡萄の収穫時に果皮上で育つユニークな天然酵母を、セラーで成長させることに成功した。初期には、酵母細胞がワインタンクの小さな裂け目とくぼみの間で成長し、年を重ねて、そのユニークな酵母がセラーの中で大きくなった。今日その酵母はまだセラー内で繁殖し、ボーランドセラーのワイン全てに活かされており、豊かな個性を与えている。
彼らのワインの中に“ボーランド”が感じられるだろう。なぜならこれは、高度な専門技術を有する葡萄栽培のエキスパート達により造られ、深く根付いた伝統にのっとったものだからである。ワインメーカー達は、ワインの基本的なキャラクターを変える為に何か手を加えるのではなく、基本的なキャラクターを表現する風味を得ることに重点をおいている。

彼らの哲学
ボーランドセラーでは、-我々の特別なワインを造ることを信じ、それに真のユニークなキャラクターを与える-という伝統的な哲学に熱心に従っている。

アプローチ
“チームワークとテロワール”このボーランドセラーの哲学はその明解さにおいて完璧である。これは生産される高品質ワインで明らかにされている。過去10年間ボーランドセラーでは、アルトゥス・ル・ルーと経営陣のダイナミックな指導の下、生産だけに始終することから、市場先導型の企業へと大幅な転換がなされた。
優れた指導はチーム全体-生産者、葡萄栽培者、ワインメーカー、マーケッター-が更なる成功を達成し、各自の専門分野に専念することを可能にしている。
このチームワークを持つ環境により、プランニングの効果がレベルを向上させ、生産者、生産、マーケッターからの重要な情報収集が可能にされる。この情報を処理し転換することにより、ボーランドセラーが特定の市場の要求に相応しい品種を確立し、また需要に合ったワインのスタイルを造るワインの生産技術を取り入れることが可能になる。

ボーランドの葡萄が育つ、より優れたパール地域の天候条件と土壌
ダーバンヴィル/Klipheuwel/Malmesbury
ダーバンヴィル/Klipheuwel地域は、高品質の少量の葡萄が栽培されている貴重な地域である。この地域は夏の間、大西洋の穏やかな影響を運んでくる涼しい南方からの風を受けている。

Paardeberg
花崗岩土壌は、通常、Paardebergの傾斜地で深さがあり、より肥沃なため、より高い可能性を秘めている。この地域は、夏の間、(海からの)温度を下げる効果を持つ南方からの風を受け、この土地で病害を防止する。

ウェリントン
この地域はバーグリバー地域とウェリントンの北側のドゥ・トワツクルーフ山麓の間に位置する。この土壌は成分が多岐に富んでおり、山麓の西方の傾斜地はほとんどが花崗岩質であるが、より低い傾斜地には泥板岩を含んでいる。

Klein Drakenstein
この地域はバーグリバーとパールの北に位置するドゥ・トワツクルーフ山麓の西側の傾斜地の間に位置する。川に隣接するこの土壌は、沖積土質で栽培品種の収穫高が高く、大変に肥沃である。

バーグリバー
この地域は他の地域に比べて比較的小さく涼しい。この土壌はほとんどが沖積土質で、川に隣接しているすばらしく肥沃な場所、そして川の活動によって沈殿した石の多い台地と、多岐に渡っている。収穫高が高い品種が顕著である。