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ドメーヌ・ドゥ・ラ・シタデル

元来マルセイユ出身のルース=ルーアール家は、1980年よりメネルブに素晴らしい“シタデル”を所有している。

1989年にイヴ・ルース=ルーアールは、8ヘクタールの葡萄畑のある古いプロヴァンスの農家を購入し、ドメーヌ・ドゥ・ラ・シタデル設立の為に、そしてローヌ渓谷の著名な産地で最も新しい“コート・デュ・リュベロン”アペラシオンの品質と特徴を反映する“グラン・ヴァン”を造る為、彼の全ての情熱と努力を注ごうと決心した。

10年以上の不断の努力と忍耐、畑の最高の区画のみを厳選することで、イヴ・ルース=ルーアールは、コート・デュ・リュベロンのトップ・ドメーヌの1つを創り上げることに成功した。アヴィニョンの東35キロ、ローヌ川とデュランス川が合流するリュベロン山脈の北側丘陵地に位置するこのドメーヌは、総面積約45ヘクタール(110エーカー)の葡萄畑を所有し、そのうち40ヘクタール(100エーカー)で現在生産を行なっている。この葡萄畑は、約65の区画に分割されている。

土壌タイプ(粘土/石灰岩、粘土/砂岩、岩の多い泥灰土(マール))、立地、葡萄品種は、豊かで複雑、エレガントで特徴的なワインの生産に素晴らしい利点となる。葡萄畑では、合計14の異なる葡萄品種が栽培されている。我々は葡萄畑の特徴とアペラシオンの特性が大変重要であると信じている為、葡萄畑の管理と、最高品質の品種を確実にすることに最大の注意を払っている。シラーとグレナッシュが葡萄畑の大半を占めるが、1990年以来ルーサンヌ、ヴィオニエ、ムールヴェードル、サンソーなどの他の品種の区画も徐々に導入している。気候もまた葡萄畑内で主要な役割を果たすが、素晴らしい熟度をもたらす、暑く、乾燥した夏を伴う地中海性気候が優勢である。しかし葡萄の樹の素晴らしいキャノピーの発達を確実にする、十分な降雨もある。

葡萄畑の管理と収穫
葡萄畑での我々のモットーは、確固として伝統に基づくことである。我々はいかなる化学肥料、又は除草剤も使用せず、更に病気の為の農薬や治療薬の使用を厳しく制限しており、従って葡萄の樹と環境の重要なバランスを維持している。収量は制限されている。(平均1ヘクタールあたり40?45ヘクタリットルの間)土壌では各葡萄の樹の根元の間に耕作機を使用し、根元の土台は手作業で仕上げられる。剪定はCordon de Royantシステムを採用し、各樹の房の数を制限している。樹へのいかなる病気の孵卵も避ける為、剪定した枝は即時に焼かれる。葡萄畑の大部分は、より良い光合成と葡萄の房の通気を可能にする為、支柱で仕立てられる。春には結実する果実の量を削減する為、樹からある一定の割合の新芽を間引きする。収量は7月のヴァンダンジュ・ヴェルドにより更に制限され、各樹の一部の房は、残された房の含有糖度を濃縮する為犠牲にされる。収穫は手摘みで行なう。葡萄は注意深く選別され、損傷を与え ない様、25キログラム入りの容器でワイナリーに運ばれ、そこで除梗と破砕がなされる。より困難な収穫年には、更に葡萄はワイナリーに到着すると直ぐテーブルの上で2度目の選別がされる。高品質のヴィンテージは、健康で完熟した葡萄により決定される。ここドメーヌ・ドゥ・ラ・シタデルでは、通常収穫は8月末頃に始まり、10月末まで続き、各品種を最適な熟度で収穫できるようにしている。

醸造と熟成
このワイナリーは丘の上に建てられおり、この丘の自然な傾斜を利用する為、特別に設計されている。従って果実の搬入からボトリングまで、全ての工程が重力を利用して行なわれる。除梗と破砕がされた後、果実は発酵槽(タンク)に落とされる。全てのタンクはステンレススティール製で、温度調節機能を備えている為、発酵中の継続的な温度管理と調節が可能である。赤ワインの醸造の為には、果帽のパンチングダウンの為の機械によるかい入れ(pigeage)がタンクに装備されており、果皮からの色素、タンニン、風味の成分のより好ましい抽出が可能にされている。白とロゼの圧搾には、メンブレンプレス(空気圧式プレス)が使用される。ドメーヌ・ドゥ・ラ・シタデルの赤ワインと“キュヴェ・デュ・グヴェルヌールは両方ともオーク樽と槽で約12ヶ月熟成される。樽は、厳しい原材料のセレクトとトーストレベルの一貫性の為に、毎年厳選され、供給される。また定期的なテイスティングを行い、各ヴィンテージの熟成の進行を管理している。ワインのブレンドという繊細な熟練技が、個々のキュヴェを誕生させる。