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バロンG. ルグラン

歴史:
コニャック・レローは、1998年にバロンG. ルグランを取得した。;この会社は、120年以上前から存在するが、常に他の会社にバルクでアルマニャックを販売していた。1998年、(オーナーは高齢で子供がなかった為)ビジネスを継続する為の可能性が無く、財政状況もかなり悪い状態であった為、彼らはレロー氏にこの会社を買わないか尋ねた。レロー氏は、25年以上前から彼らを知っており、品質の高さとこの会社のやり方に納得し、購入に同意した。この日以来、アルマニャック・ルグランにより変えられたものは一つも無い。:人々、セラーマスター、建物は全て同じで、今後も同じ場所に在り続けるでしょう。

立地
バロンG. ルグランは、フランスの南西部(ボルドーから南に150キロメートル)、エオーズとノガロの町に挟まれた地域に位置し、1区画25ヘクタールの葡萄畑を所有する。

葡萄品種:
蒸留される白ワインの生産に使用されるのは、次の品種のみである。:
ユニ・ブラン 50%
フォール・ブランシュ & コロンバール 10%
バコ・ブラン 40%

これらの品種は、アルマニャックの為に蒸留されるワインに伝統的に使用されている。収穫は9月末に行われ、ワインは11月~3月末まで蒸留される。造られるワインは、通常の消費向けではない。(これらのワインは苦過ぎ、アルコール度数も低い。)

蒸留:
アルマニャック・ルグランは、20世紀初頭に作られた、2つの伝統的な“アランビック・アルマニャケー”を所有する。蒸留は、“以前の”オーナー(今も尚同じ場所に住んでいる)により行われる。アルマニャックは、1度蒸留される。(コニャックは2回の蒸留で造られる)造られたアルコールはアルマニャックではなく(3年後にのみアルマニャックになる)、これは“オー・ドゥ・ヴィ”と呼ばれ、アルコール度数は52%~60%に過ぎない。蒸留は、11月-12月から3月末まで、一日中行われる。蒸留の伝統的な方法に倣い、アランビックは、ガスではなく木材燃料で稼動する。ワインを沸騰させるこの方法により、この蒸留所では1日24時間、人の手が必要になる。人間による微調整がテクノロジーより重要であり、各々のアルマニャックはコンピューターではなく人間によって造られる為、独自の特徴が与えられるのである!現在ではほとんどの場合、蒸留はコンピューターにより行われ、管理されている為、市場に出ているアルマニャックの大半は、味わいがほぼ同じである。テクノロジーは、驚異的な進歩(商品の最終的な品質において)を遂げたが、蒸留を、毎年気候により変化する。異なるワインの品質に適応させることは出来ない。
これらの伝統的なアランビックは、冷却用として通常使用される水なしで稼動する。;冷たいワイン(図表に青で表示)は、アランビックに誘導され、アルコールの蒸気を冷やす(黄色で表示)。こうした熱い蒸気との接触で、冷たいワインは温められ(ヒーターによってもまた温められる)、アルコールの蒸気は、この新しい冷たいワインにより冷やされる。この過程は、蒸留自体が決して停止しない為、“連続蒸留”と呼ばれる。

熟成:
我々は、樽に入れられたアルマニャックを貯蔵する4つ以上の異なるセラーを所有している。樽の容量は350リットルで、全てガスコニーのオーク材で作られる。(この種のオーク材はアルマニャックに特別な味わいを与える。)各セラーには、異なるアルマニャックが貯蔵される。:
-セラー1:前年に蒸留されたアルマニャックのみ
-セラー2:2~10年前までに蒸留された、古いアルマニャック(各樽には、1ヴィンテージのみが入れられる)
-セラー3:10年以上前に蒸留された古いアルマニャック
-セラー4:大変古いアルマニャック(60年以上前に蒸留され、“ダム・ジャンヌ”と呼ばれる大きなガラス製のボトルの中に貯蔵される);セラーマスターが、オールド・アルマニャックの為の熟成が終了したと判断すると、彼はそれらを“ダム・ジャンヌ”に入れ、そのガラスが熟成を停止させる。このセラーは、“パラディ”とも呼ばれる。

セラー3の中の様子
アルマニャック・バロン・ルグランのユニークな特徴の一つは、我々が在庫を持つヴィンテージ・アルマニャックの完全なリスト(1994年~1888年)を持つことである。各ヴィンテージは、別々の樽で熟成された。(我々はアルマニャックをブレンドしない。)

ボトリング:
各ヴィンテージは、需要と必要に応じてのみ瓶詰めされる。;もし必要が無ければ、アルマニャックは樽に入れられたままである。ボトリングは自動で行わず、伝統的なボトリングラインで手作業により行われる。